転職しました。
At first
このところとんとブログを書いていなかったので近況を含め記したいと思います。 諸事情(?)を乗り越えCTO職を辞し、イチエンジニアとして5月にAlpacaにJoinしました。
What did you do?
前職では某ゲーム実況動画アプリの開発を行ってました。インフラからiOS, Android, Webまでいわゆるフルスタックに開発をしていました。
Railsでバックエンドサーバーを構築したり、Nginx+Docker+Etcdでスケーラブルな動画配信クラスタを組んだり、Docker+etcd+skydns+fleetを使ってインフラ基盤を構築して本番運用したり、React+Rxを使っていわゆるCycle.js系列のUnidirectional Data Flow
アーキテクチャでフロントエンド構築したり、iOSとかAndroid書いたり、はたまたログ収集基盤を構築してjupyter環境でユーザーアクティビティの分析をしたり。
で使って今に至ります。チャレンジングな開発を色々と行うことはできましたが、反省すべき点もまた多かった。Rxとか。Reactとか。トピックごとにまた改めて記事を書きたいと思ってます。
Why retired?
諸事情により。
What is Alpaca?
AlpacaはAI技術を活用することで、高度なプログラミングスキルなしで投資アルゴリズムを構築することを可能にするプラットフォームCapitalico を運営しています。日本でAI/DeepLearningの技術をメインウエポンに戦っている数少ないスタートアップの1社です。AI周りのタレントはもちろんのこと、Crazyなベンチマーク速度のでる金融時系列データ専用のデータベースをゼロベースから設計・実装してしまうようなタレントも揃っていて楽しげな感じです。
What doing now?
AlpacaにJoinしてからは主にDevOps周りの整備を行ってました。インフラ基盤整備と継続的デリバリの仕組みを整えてより早く、安定して新機能を提供できるようになりました;D DevOpsを回しつつ、これから徐々にサービス開発やミドルウェア開発にコミットしていきたいと思ってます。 また、英語の勉強も始めてます。毎朝のデイリースクラムも英語でいつも拙い英語を披露しているので、早くよしなに英語を話せるようになりたいものです。
At last
これまでは開発ばかりしていて(それはそれでスタートアップとしては健全なのかもしれませんが)、ブログを書くこともほとんどできていませんでした。これからは心機一転ブログでのアプトプットも増やしていきたいなと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
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2016年6月21日にある人工知能ベンチャー企業が打ち出すテクノロジー/未来 Meet up 第1回のイベントで僕もAlpacaとして少々お話します。日本のAIベンチャー界隈のスゴイ方々が登壇されるので興味のある方は是非。
Ansible入門してみた
どうした
Python製のプロビジョニングツールAnsibleに入門してみた。docker-machine, awsを使ってansibleで遊ぶプレイグラウンドを作ってみたので環境変数設定すれば似たような形で遊べるようになってます。
今回は初めてのAnsibleを読みながら触ってみましたが、好感触。ウェブ上のAnsible入門関連の情報は、散らばっているものばかりな印象でしたが、この本はインストールからロールの分割、モジュール作成まで一通りまとまっているので先に読んでおいて損はないです。
- 作者: Lorin Hochstein,Sky株式会社玉川竜司
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2016/04/16
- メディア: 大型本
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所感
プロビジョニングツールではchef(knife-solo), itamaeと渡り歩いて来た私ですが、Ansibleに入門してみて抱いた印象はyamlで記述するitamae+capystranoだなーという印象。Ansibleは連番ホスト対応やBastion(SSH Proxy)対策ができたり、capystrano的にリモートへの処理を特定のホストグループに適用したり、かゆいところに手がとどく仕様になっているとこにとても好感を抱いた。
itamaeで管理していた際にはitamae自信にホスト管理の機能が無いので、Wrapperスクリプトを書いてホスト管理ymlを読み込んでitamaeを実行するような仕組みを作っていたり。Bastionホストにkitchenをアップロードしてからプロビジョニングを実行する仕組みを作っていたり。
Ansibleだと、pythonの原理に則ってもっとも良い(と思われる)定義方法が1つあり、itamaeだとrubyの原理に則りみんなが自分が考えた最強のkichenを楽しみながら作る。言語の特色が出ているなと思ったり。