イノベーションを起こすアイデアを考える上で大事な3つのこと
イノベーションを起こすような新しいアイデアを生み出すために必要なことについて考えてました。
まだ考え中だけど、とりあえず不出来でもアウトプット
目次
原則1: アイデアを考えるな
アイデアに価値は無い。
あなたが最初に考えた解決策はどうせ間違っている。 後で変わるんだから深く考えず、それよりも解くべき問題は何なのか考えることにフォーカスしよう。
原則2: Issueから始めよ
解決策からではなく、問題から考えよう。
あなたが思い付いたアイデアは、大勢の人が思い付いている。『そこに1,000人いたとして、アイデアを思いつくのが100人、アイデアを実現するのが10人、アイデアで成功する人は1人』なんて話はよく耳にする。
それよりも、本質的に何に困っているのかを見極めることの方が大切だ。 何が問題かわかったならば自ずと作るべきものは見えてくるはず。
原則3: それは、解くべき問題か?
あなたが思い付いた問題は、あなたが解決するに値する問題だろうか?このことについて深く考えるべきである。(また、考えるべきでない。これは後述する。)
あなたが解決するに値する問題であるのは
多くの人が突き当たっている問題であること
ex)それは、どれくらいの人が突き当たっている問題だろうか?
解決するために、現在尋常ではないコストや労力を払っていること
ex)専門家にお願いする必要がある、専門のスキルやノウハウ、扱いの難しいツールが必要となるもの
それが本当に問題なのだろうか?
あなたが考える解くべき問題とは幻想ではないだろうか?あなたの頭の中にしかない空想の問題である可能性がある。それが、幻想ではない本当に解くべき問題であると証明するたった1つの方法は、実際に問題に突き当たって困っている人間を見つけることだ。あなたは、何人該当する人をみつけたであろうか?
この3つに当てはまる必要がある。深く考えるべきではないと行ったのは、3.それが本当に問題なのだろうか?で述べた理由の通りだ。まずは本当に問題を抱えている人を探そう。あなたの仮説を確かめるのだ。
最後に
結局、どうすりゃいいのか?
あなたが取り組む問題を抱える顧客を見つけるために外に出るべき。
多くのスタートアップに影響を与え、代表的な起業家教育の教科書となった『アントレプレナーの教科書』を書いたスティーブ・ブランクもこう言っている
「建物の外に出よ」
顧客は机上にはいない。肝に命じておこう。