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rubyが好き。技術の話とスタートアップに興味があります。

Ansible入門してみた

どうした

Python製のプロビジョニングツールAnsibleに入門してみた。docker-machine, awsを使ってansibleで遊ぶプレイグラウンドを作ってみたので環境変数設定すれば似たような形で遊べるようになってます。

github.com

今回は初めてのAnsibleを読みながら触ってみましたが、好感触。ウェブ上のAnsible入門関連の情報は、散らばっているものばかりな印象でしたが、この本はインストールからロールの分割、モジュール作成まで一通りまとまっているので先に読んでおいて損はないです。

初めてのAnsible

初めてのAnsible

所感

プロビジョニングツールではchef(knife-solo), itamaeと渡り歩いて来た私ですが、Ansibleに入門してみて抱いた印象はyamlで記述するitamae+capystranoだなーという印象。Ansibleは連番ホスト対応やBastion(SSH Proxy)対策ができたり、capystrano的にリモートへの処理を特定のホストグループに適用したり、かゆいところに手がとどく仕様になっているとこにとても好感を抱いた。

itamaeで管理していた際にはitamae自信にホスト管理の機能が無いので、Wrapperスクリプトを書いてホスト管理ymlを読み込んでitamaeを実行するような仕組みを作っていたり。Bastionホストにkitchenをアップロードしてからプロビジョニングを実行する仕組みを作っていたり。

Ansibleだと、pythonの原理に則ってもっとも良い(と思われる)定義方法が1つあり、itamaeだとrubyの原理に則りみんなが自分が考えた最強のkichenを楽しみながら作る。言語の特色が出ているなと思ったり。